「―――…ッ、」 何故だ、何故だろう。 暗闇の中に居るというのに、 さっきの少女のことが 気になってならないのだ。 それに、女の子が独りで こんなところに来ていても 大丈夫なのか――――? 「って…何考えてんだ、俺。」 阿呆臭いのに、頭から離れない あの少女の存在。