『ん…』

目を覚ますと知らない部屋のソファーに座っていた

『ここ何処?』

あたしには見覚えの無い部屋だった。

あ!携帯!琉斗に連絡しなきゃ!

あれ?でも、携帯はバックの中だ!どうしよう…

あたふたしていると


‘ガチャ’

知らない男が入ってきて

あたしの腕を乱暴に掴んで歩きだした

あたしは不良達がたくさんいる真ん中に連れて行かれ た

さすがにこんな状況になったことはなくて体が震えだした。

琉斗…早く助けに来てよ。


怖いよ…

そんな時だった

『美紅』

あたしの知ってる人の声が聞こえてきた