『もう…』

下ろしてもらう事を諦めたあたしは琉斗の胸板に顔を押し付けて赤くなった顔を隠した。

『はははっ』

『あー!りゅうと何笑ってんのよ!』

『いや….美紅は可愛いなと思ってね…はは』

『嘘つきー絶対に思ってないでしょー琉斗のばーか!』

あたしはさっきよりも強く琉斗の胸に顔を押し付けた。

さらに真っ赤になった顔を隠すように…