『あいつさ、一人でなんでも抱え込むんだよ。

彼氏の俺にでさえ言わなかったんだから。

一時期さ俺のファンとかいう奴らにさイジメられてたんだよ、かなり悪質なことでさ。 

俺がさ様子が変だから可笑しいなと思ってさ放課後あいつの後ついてったらさケバイ女5人にさ蹴られたりしてたみたいなんだよ。』



黎『まじかー…ってお前ののろけじゃねか!(笑)』

り『まぁ、聞いてくれって!』

黎『あぁ。わかったよ。』

り『でな?そこは俺が助けて終わったんだけどな?あいつに聞いたらさ1ヶ月くらい前からだったらしいんだ。

情けねぇよな…俺。

あいつの変化にきづいてやれなかったんだよ。

そしたらさあいつがね?

【りゅうとだって大変なんでしょ?あたしより友達優先して!あたしは大丈夫だから!一人で大丈夫だからさ…!】って言ったんだよ。
あの時さDarkと揉めてて色々してただろ?』

黎『あの時はそう言えばやばかったな。』


り『俺さあいつにはさ心配かかるから何も言ってないのにさ分かってたんだよな。
【あたしより友達優先して!】って言うくらいだからな…

でもさあいつ泣いてたんだよ。

俺の部屋でさ…鍵は渡してあったからそれで入ったんだろうけどはやく帰れた時にさ部屋に入ろうとしたらさ【りゅうとッ!もう辛いよッ】ってそんで俺が部屋入ったらさあいつなんて言ったと思う?』

黎『んー?りゅうとッ!助けて!とか?』

り『それが違うんだよ。【あ、りゅうとお帰りー!お疲れ様!】って笑顔で言ったんだよ。
辛いはずなのにさ笑ってさ…。
ありえないだろ?
辛いはずなのに笑うんだ…。
俺がさいなくなったらさ…もしだからな?あいつのこと頼む。 
もうあんなあいつ見たくないんだ…
幼馴染であるお前に陽和達に…。

最後にな!あいつの笑顔はみんなを幸せにする力があるんだ!何があってもあいつから笑顔が消えることがねぇーようにするって誓ったんだよ…』

黎『何言ってんだよお前ー!(笑)』

そんときは笑い飛ばしたんだ。