『ウェッ!ハアハア!あーキツっ』
『慶太郎!ほら!水!お疲れ!世間知らずのお嬢様の売り上げもあって今年の誕生日は去年を上回ったぞ!よくやった!慶太郎!400超えたぞ!さすが元ナンバーワンだ!』
『ハアハア、あのさ、もう23歳っすよ!俺はそろそろ引退してもいいでしょ。ハアハア、もう現役ホストじゃないんすから』
『雄輔が回す店が順調に行くかなんて保証はねーんだ。お前が稼げる時に稼いでおく必要がある。お前にはいい客がずっとついてくれてる。お前のボランティア精神で無駄に人件費使ってるんだ。お前が尻拭いするのは当然だろ。代行待たせてある。車もちゃんと持って帰れよ』
『ハアハア。はいはい。わかりましたよ。大輔!ありがとう!俺のわがまま聞いてくれて。俺の誕生日を前日にする手配で頭下げてくれたんだろ。ありがとう!大輔!この借りはまた返しますから』
『お前のわがままなんて中学の頃から慣れてんだよ。早く帰れよ!悠之心の誕生日をお祝いしてやるんだろ!目一杯祝ってやれ』
『あぁー。12歳なんだ。これから俺はあいつが二十歳の誕生日を迎えるまではせめて生きて祝ってやりてー。それまで生かされてるといいんだけどね』
『そうだな。まあ神のみぞ知る事だ。とにかく毎年悔いなく祝ってやる事だな。お前がそこまでこだわる理由は聞かねーけど明日と言うよりもう今日か。悠之心の誕生日おめでとう!俺からの誕生日プレゼントだ。悠之心に渡してくれ』
『あーすいませんね。俺の弟にプレゼントまで。大輔!俺ほんとにお前には感謝をどう返していいかわからない。ありがとうございます!』
『お互い様だろ。お疲れ!慶太郎!』
『ハァ、お疲れ!大輔!あと頼んだよ!俺の親友!いつもお世話になります!』
『あー。お疲れ!慶太郎!』
大輔!お前は本当に俺なんかの為にいつもありがとう。俺はどうしても悠の誕生日をお祝いしてやりたいんだ。11歳の誕生日をお祝いしてやれなかった事にすごく後悔した。何故だろう。壮ちゃん!今日は七夕です。俺は23歳になりました。そっちでおめでとうを言ってくれてるんでしょ。ありがとうございます。頭いてぇー二日酔いですかね。
『社長!お先に失礼します!お疲れ様です』
『あーはい。お疲れ!中井さん』
あー仕事終わらねーな。いつだって俺は仕事が終わらねーじゃん。まだ努力が足りませんかね。よし今日は帰るぞ。悠の誕生日パーティーだ。
『ただいま!』
『おかえり!慶太郎!お疲れ様!』
『うん。これ悠のバースデーケーキです。料理はなんか俺が手伝えますか?』
『大丈夫だよ!ほぼ出来たし!慶太郎は料理苦手じゃん!ありがとう!』
『そうですね。まあいちお猫の手ぐらいにはなるかと思って言ってみたんですよ。普段より多く作ってくれてるんでしょうから。凛太郎は寝てるの?』
『うん!もう起きると思うんだけどね』
『あっ!慶太郎兄ちゃん!おかえりなさい!』
『慶太郎兄ちゃん!おかえりなさーい!抱っこして!』
『あー龍!ダメ!僕も!おかえりなさい!慶太郎兄ちゃん!抱っこしてよー!』
『はいはい!ただいま!想史郎!龍!虎!はい!おいで!今日は悠の誕生日だからね。みんなでお祝いしようね。想史郎!お前もおいで!抱っこしてあげる!』
『うん!』
『悠兄まだ帰ってないよ!早くパーティーやりたいね!』
『そうだね。もう18時になるから帰ってくるよ。拓海も帰ってくるしね』
『ただいま!』
『おう!悠!おかえり!手を洗ってうがいしなさいよ!』
『悠兄!おかえりー!』
『ただいま。つうかなんで慶兄がいるの?仕事は?』
『いたらダメなんすかね?なんかまずい事でもあるんすか?お仕置きされるような事が』
『ないっすよ!だっていつも仕事だし今日帰るなんて言ってなかったじゃん。なに?もう照れるじゃん』
『12歳のお前をしっかり抱きしめておきたいんだよ。悠之心誕生日おめでとう。俺の弟として生まれてきてくれてありがとう。愛してるよ悠之心!お義母さんに感謝しような。お前を生んでくれたんだ。俺は嬉しい』
『うん。ありがとう。慶兄。俺も嬉しい。慶兄の弟として生まれて嬉しいよ。お母さん!俺を生んでくれてありがとうございます。慶兄!俺を愛してくれてありがとうございます。俺忘れられてるのかと思った。でも忙しいからしょうがねーと思ってたんだよ。朝は何も言わなかったじゃん。ズルイよ!うっく、慶兄!あったけー。本当にありがとう!っく、俺幸せだ。うっく、こんなに愛される。っく』
『お前の誕生日を俺が忘れるわけないだろ。お前が生まれてきてくれた大切な日だ。だからどうしてもみんなと一緒に俺もお祝いしたくて大輔にわがまま言ったんだ。お前のプレゼントも預かったよ。悠之心!お前はみんなから愛されています。忘れるなよ。もちろん俺もお前を心から愛してる。本当におめでとう』
『っく、はい!俺は愛されています。ありがとうございます!みんなに感謝します。うっく、っく』
『さあ拓海も帰ってくるし慎二郎ももうすぐ着くって言ってたよ!手を洗って千佳のごちそうをみんなで食べよう。悠!今年も笑ってくれますか?』
『っく、はい!当然じゃん!俺幸せすぎる!』
悠之心!誕生日おめでとう。俺は本当にお前が俺の弟として生まれてきてくれた事を幸せに思うよ。俺の方がお前らに幸せを味合わせてもらってるんだ。壮ちゃん!チビだった悠がもう12歳になりました。悠を抱きしめているとあの時の俺を抱きしめてる錯覚に陥るよ。なんでだろうね。まだよくわかりません。ただ今日悠の誕生日を家族みんなでお祝い出来る事を感謝します。お義母さん!悠之心を生んでくれて本当にありがとうございます。毎年毎年お義母さんにお礼を伝えられる事も当たり前ではないんだろうと思います。悠が元気で誕生日を迎えられた事にただ感謝しかありません。
『慶太郎!ほら!水!お疲れ!世間知らずのお嬢様の売り上げもあって今年の誕生日は去年を上回ったぞ!よくやった!慶太郎!400超えたぞ!さすが元ナンバーワンだ!』
『ハアハア、あのさ、もう23歳っすよ!俺はそろそろ引退してもいいでしょ。ハアハア、もう現役ホストじゃないんすから』
『雄輔が回す店が順調に行くかなんて保証はねーんだ。お前が稼げる時に稼いでおく必要がある。お前にはいい客がずっとついてくれてる。お前のボランティア精神で無駄に人件費使ってるんだ。お前が尻拭いするのは当然だろ。代行待たせてある。車もちゃんと持って帰れよ』
『ハアハア。はいはい。わかりましたよ。大輔!ありがとう!俺のわがまま聞いてくれて。俺の誕生日を前日にする手配で頭下げてくれたんだろ。ありがとう!大輔!この借りはまた返しますから』
『お前のわがままなんて中学の頃から慣れてんだよ。早く帰れよ!悠之心の誕生日をお祝いしてやるんだろ!目一杯祝ってやれ』
『あぁー。12歳なんだ。これから俺はあいつが二十歳の誕生日を迎えるまではせめて生きて祝ってやりてー。それまで生かされてるといいんだけどね』
『そうだな。まあ神のみぞ知る事だ。とにかく毎年悔いなく祝ってやる事だな。お前がそこまでこだわる理由は聞かねーけど明日と言うよりもう今日か。悠之心の誕生日おめでとう!俺からの誕生日プレゼントだ。悠之心に渡してくれ』
『あーすいませんね。俺の弟にプレゼントまで。大輔!俺ほんとにお前には感謝をどう返していいかわからない。ありがとうございます!』
『お互い様だろ。お疲れ!慶太郎!』
『ハァ、お疲れ!大輔!あと頼んだよ!俺の親友!いつもお世話になります!』
『あー。お疲れ!慶太郎!』
大輔!お前は本当に俺なんかの為にいつもありがとう。俺はどうしても悠の誕生日をお祝いしてやりたいんだ。11歳の誕生日をお祝いしてやれなかった事にすごく後悔した。何故だろう。壮ちゃん!今日は七夕です。俺は23歳になりました。そっちでおめでとうを言ってくれてるんでしょ。ありがとうございます。頭いてぇー二日酔いですかね。
『社長!お先に失礼します!お疲れ様です』
『あーはい。お疲れ!中井さん』
あー仕事終わらねーな。いつだって俺は仕事が終わらねーじゃん。まだ努力が足りませんかね。よし今日は帰るぞ。悠の誕生日パーティーだ。
『ただいま!』
『おかえり!慶太郎!お疲れ様!』
『うん。これ悠のバースデーケーキです。料理はなんか俺が手伝えますか?』
『大丈夫だよ!ほぼ出来たし!慶太郎は料理苦手じゃん!ありがとう!』
『そうですね。まあいちお猫の手ぐらいにはなるかと思って言ってみたんですよ。普段より多く作ってくれてるんでしょうから。凛太郎は寝てるの?』
『うん!もう起きると思うんだけどね』
『あっ!慶太郎兄ちゃん!おかえりなさい!』
『慶太郎兄ちゃん!おかえりなさーい!抱っこして!』
『あー龍!ダメ!僕も!おかえりなさい!慶太郎兄ちゃん!抱っこしてよー!』
『はいはい!ただいま!想史郎!龍!虎!はい!おいで!今日は悠の誕生日だからね。みんなでお祝いしようね。想史郎!お前もおいで!抱っこしてあげる!』
『うん!』
『悠兄まだ帰ってないよ!早くパーティーやりたいね!』
『そうだね。もう18時になるから帰ってくるよ。拓海も帰ってくるしね』
『ただいま!』
『おう!悠!おかえり!手を洗ってうがいしなさいよ!』
『悠兄!おかえりー!』
『ただいま。つうかなんで慶兄がいるの?仕事は?』
『いたらダメなんすかね?なんかまずい事でもあるんすか?お仕置きされるような事が』
『ないっすよ!だっていつも仕事だし今日帰るなんて言ってなかったじゃん。なに?もう照れるじゃん』
『12歳のお前をしっかり抱きしめておきたいんだよ。悠之心誕生日おめでとう。俺の弟として生まれてきてくれてありがとう。愛してるよ悠之心!お義母さんに感謝しような。お前を生んでくれたんだ。俺は嬉しい』
『うん。ありがとう。慶兄。俺も嬉しい。慶兄の弟として生まれて嬉しいよ。お母さん!俺を生んでくれてありがとうございます。慶兄!俺を愛してくれてありがとうございます。俺忘れられてるのかと思った。でも忙しいからしょうがねーと思ってたんだよ。朝は何も言わなかったじゃん。ズルイよ!うっく、慶兄!あったけー。本当にありがとう!っく、俺幸せだ。うっく、こんなに愛される。っく』
『お前の誕生日を俺が忘れるわけないだろ。お前が生まれてきてくれた大切な日だ。だからどうしてもみんなと一緒に俺もお祝いしたくて大輔にわがまま言ったんだ。お前のプレゼントも預かったよ。悠之心!お前はみんなから愛されています。忘れるなよ。もちろん俺もお前を心から愛してる。本当におめでとう』
『っく、はい!俺は愛されています。ありがとうございます!みんなに感謝します。うっく、っく』
『さあ拓海も帰ってくるし慎二郎ももうすぐ着くって言ってたよ!手を洗って千佳のごちそうをみんなで食べよう。悠!今年も笑ってくれますか?』
『っく、はい!当然じゃん!俺幸せすぎる!』
悠之心!誕生日おめでとう。俺は本当にお前が俺の弟として生まれてきてくれた事を幸せに思うよ。俺の方がお前らに幸せを味合わせてもらってるんだ。壮ちゃん!チビだった悠がもう12歳になりました。悠を抱きしめているとあの時の俺を抱きしめてる錯覚に陥るよ。なんでだろうね。まだよくわかりません。ただ今日悠の誕生日を家族みんなでお祝い出来る事を感謝します。お義母さん!悠之心を生んでくれて本当にありがとうございます。毎年毎年お義母さんにお礼を伝えられる事も当たり前ではないんだろうと思います。悠が元気で誕生日を迎えられた事にただ感謝しかありません。

