ゴールデンウィークもあっという間に終わったな。拓海の誕生日もお祝い出来たしあとは受験勉強頑張って下さいよ。誕生日プレゼントに電車の中で聴く音楽プレーヤーが壊れたから買ってくれと買わされましたからね。パソコン買ったはずなんですけど。あいつもすぐ壊すよな。拓海が5月5日が誕生日。想史郎が3月3日。俺と悠が7月7日。慎二郎が1月1日。龍、虎、凛太郎が12月25日。千佳が2月14日。みんな覚えやすい誕生日ですね。次の誕生日は悠だな。12歳か。想史郎は少しずつ生活に慣れてきたけど学校は結局中途半端過ぎるから一学期が終わるまでは前の学校に通わせる事にした。当然送り迎えが必要だから大輔に頼み店で使えないとされるタケルが想史郎の運転手として回ってきたけどあいつは朝が弱いから何度か遅れてきた為想史郎にまで遅刻させるハメになり時間にはきっちりしている楓を回してもらう事にした。でも店としては楓を運転手として使うのは痛いよね。早く上がらせなきゃいけないし。まあ一学期が終わるまで我慢して下さいよ。俺が出来たらいいんだけどね。想史郎にも友達とのお別れをちゃんとさせてやりたいしな。千佳が送り迎えをやるって言ってくれたけど40~50分ぐらいかかるし凛太郎もいるのに無理だろ。悠達みたいにすぐそこの学校じゃあるまいしね。あー眠たい。もう0時か。仕事が終わらねーな。朝から面接入ってるし寝るか。あー電話か。誰だよ?
『もしもし?高見です!』
『慶太郎か?俺だ』
『親父?あんた何してんだよ!どこにいるんだ!悠達のお母さんの葬式にも出ないでどういうつもりなんだよ!』
『悪いな。慶太郎。お前ならチビらの面倒ぐらい見れるだろ。会社も俺よりうまくまわしてるそうじゃないか。想史郎の手続きは俺が済ました。想史郎は俺の子でありお前の弟だ。頼んだぞ』
『はあ?なんで知ってんだよ!親父!帰ってこねーのかよ?』
『あー。帰る気はない。俺は女がいないと生きていけないからな。慶太郎!お前は俺が最初に愛した女のガキだ。お前の弟達を頼むぞ!』
『あー。頼まれなくても俺はあいつらを責任持って育てるつもりだよ!あんたの力は必要ない』
『そうだろうな。俺より会社もデカくしたお前だから困る事はないだろう。じゃあ元気で頑張れ!チビ達頼んだぞ』
『ちょっと待て親父!悠達や想史郎を愛していたか?』
『あーいちおはな。でも俺が1番に愛するのは女だ。お前の事も母親の次に愛していたつもりだけどな。俺はガキへの愛し方はわからないんだよ。ただ言えるのは全員俺が愛した女のガキであるって事だけだ。じゃあ頼んだぞ!慶太郎!』
『おい!親父!』
何が愛した女のガキだ。何をやってるんだよ。俺達の事を調べてはいるのか。じゃあ俺にガキが生まれたことも知ってるんだろ。もういいや。今さらあんたに認められたいとも思わないよ。想史郎をあんたの子として籍に入れてくれたんだったらそれでいい。お母さん!あなたは親父に愛されて幸せでしたか?
『おはよう千佳!凛太郎が泣いてますけどミルクですかね?泣き止んでくれないんですけど』
『おはよう!慶太郎!そうだね。お腹すいたかもね。ミルク飲ましてくれる?私朝ごはん作っちゃうから』
『はい。わかりました。凛太郎!ちょっと待ってね。ママがミルク作ってくれるからね』
『おはようー慶太郎にーちゃん!千佳ちゃん!おはよー!俺シャワー浴びてくる。ねむいー』
『拓海!おはよう!今日もちゃんと起きてくれて安心したよ。朝からお仕置きも大変だからね』
『あっ!拓海くん!おはよう!はい!慶太郎!ミルク!お願いね!』
『はい。ありがとうございます。凛太郎!ほら!泣かないでーお腹すいたねーはいどうぞ。おい!拓海!シャワー浴びるんだろ!ソファーで寝るんじゃない!コラ!お仕置きするぞ!』
『嫌だ!起きたじゃん!あーねむてーよ。浴びてこよーっと』
『慶太郎兄ちゃん!お姉ちゃん!おはよう!』
『おっ!想史郎おはよう!学校が遠いから早起きしなきゃいけないし大変だけど一学期が終わるまでだからね。お前は1人で起きてきて偉いな!いつも自分でやってきたんだね』
『うん!目覚まし時計があれば起きれるよ』
『想ちゃん!おはよう!はい!顔洗って着替えたらご飯食べてね!着替えはお部屋に出してるよ!』
『うん!あっ!拓海兄ちゃん!おはよう!』
『おう!想史郎おはよう!お前寝癖ついてるぞ!一緒にシャワー浴びるかー?せっかくかっこよくカットしてもらったのに寝癖ついてたらー女の子にモテねーぞ!』
『うん!わかった!浴びる!』
『千佳!凛太郎ミルク飲んで寝たから。俺タバコ吸ってシャワー浴びてくるね。拓海と想史郎に朝飯食べさせてといてね』
『うん!わかった!』
『千佳ちゃん!いただきまーす!』
『お姉ちゃん!服はこれで大丈夫?』
『うん!いいよ!早く想ちゃんも食べて!お迎え来ちゃうよ!』
『うん!いただきます!』
『皆さんおはようございます』
『おう!悠!おはよう!』
『悠兄おはよう!』
『何?想史郎!お前シャワー浴びたの?いつも寝癖ついてたくせに』
『うん!拓海兄ちゃんが女の子にモテないって』
『あーそう。そりゃいいことだ』
『悠ちゃん!おはよう!シャワー浴びる?』
『はい。浴びてきます』
『おう!悠!おはよう!お前も浴びるの?』
『もちろん浴びますよ!日課っすから。想史郎までシャワー浴びるようになってますね』
『どうせ拓海にモテねーとかくだらない事を教えられたんだろ。俺は出るぞ。想史郎の迎えが来るから』
『了解っす』
『千佳ちゃん!ごちそうさま!お金ちょーだい!』
『ちょっと待ってよ!あっ!100円足りない。昨日崩すの忘れちゃった。慶太郎!100円ある?拓海君のジュース代』
『あーたぶんあるよ』
『もう別に小銭じゃなくてせめて千円ちょーだいよー!』
『ダメだ!お前は余計な物を買う。はい。これで500円!気をつけて行ってこいよ!』
『ケチ!行ってきまーす!』
『拓海君!待って!お弁当!はい!行ってらっしゃい!気をつけてよ!』
『うん!行ってきまーす!』
『ごちそうさまでした!』
『想史郎!お迎え来たよ!おいで!忘れ物はないね?』
『うん!ない!』
『想ちゃん!行ってらっしゃい!』
『行ってきまーす!』
『慶太郎さん!おはようございます!』
『おはよう!楓!悪いね!お前体持つか?店は休み入れていいからね。送り迎えは上乗せしとくから!』
『はい!ありがとうございます!大丈夫っすよ!』
『お前は時間をきっちり守ってくれるから助かるよ!』
『車はどれを使わせて貰ったらいいっすか?』
『あーフェラーリ使ってくれると助かるな。うちの奥さん乗れないから。BMWは俺と奥さんが使うから。んで楓は想史郎を迎えに行って送ったらそのまま乗って帰って。毎日の事だから電車で来るのダルいだろ。ガソリンはカードで入れてくれよ。店に乗って行って帰りは代行使っていいから大輔に金貰って。ちゃんと言ってあるから』
『はい!わかりました!ありがとうございます!』
『想史郎!帰る時も楓お兄ちゃんが校門で待ってるからちゃんと一緒に帰ってくるんだよ。携帯はちゃんと持ってる?』
『うん!わかった!携帯はランドセルに入ってるよ』
『はい!じゃあ行ってらっしゃい!楓頼むよ!』
『はい!わかりました!』
はぁー。第1段がとりあえず出発したな。次は龍と虎を起こして飯だな。朝のバタバタが1番疲れるんだよ。
『もしもし?高見です!』
『慶太郎か?俺だ』
『親父?あんた何してんだよ!どこにいるんだ!悠達のお母さんの葬式にも出ないでどういうつもりなんだよ!』
『悪いな。慶太郎。お前ならチビらの面倒ぐらい見れるだろ。会社も俺よりうまくまわしてるそうじゃないか。想史郎の手続きは俺が済ました。想史郎は俺の子でありお前の弟だ。頼んだぞ』
『はあ?なんで知ってんだよ!親父!帰ってこねーのかよ?』
『あー。帰る気はない。俺は女がいないと生きていけないからな。慶太郎!お前は俺が最初に愛した女のガキだ。お前の弟達を頼むぞ!』
『あー。頼まれなくても俺はあいつらを責任持って育てるつもりだよ!あんたの力は必要ない』
『そうだろうな。俺より会社もデカくしたお前だから困る事はないだろう。じゃあ元気で頑張れ!チビ達頼んだぞ』
『ちょっと待て親父!悠達や想史郎を愛していたか?』
『あーいちおはな。でも俺が1番に愛するのは女だ。お前の事も母親の次に愛していたつもりだけどな。俺はガキへの愛し方はわからないんだよ。ただ言えるのは全員俺が愛した女のガキであるって事だけだ。じゃあ頼んだぞ!慶太郎!』
『おい!親父!』
何が愛した女のガキだ。何をやってるんだよ。俺達の事を調べてはいるのか。じゃあ俺にガキが生まれたことも知ってるんだろ。もういいや。今さらあんたに認められたいとも思わないよ。想史郎をあんたの子として籍に入れてくれたんだったらそれでいい。お母さん!あなたは親父に愛されて幸せでしたか?
『おはよう千佳!凛太郎が泣いてますけどミルクですかね?泣き止んでくれないんですけど』
『おはよう!慶太郎!そうだね。お腹すいたかもね。ミルク飲ましてくれる?私朝ごはん作っちゃうから』
『はい。わかりました。凛太郎!ちょっと待ってね。ママがミルク作ってくれるからね』
『おはようー慶太郎にーちゃん!千佳ちゃん!おはよー!俺シャワー浴びてくる。ねむいー』
『拓海!おはよう!今日もちゃんと起きてくれて安心したよ。朝からお仕置きも大変だからね』
『あっ!拓海くん!おはよう!はい!慶太郎!ミルク!お願いね!』
『はい。ありがとうございます。凛太郎!ほら!泣かないでーお腹すいたねーはいどうぞ。おい!拓海!シャワー浴びるんだろ!ソファーで寝るんじゃない!コラ!お仕置きするぞ!』
『嫌だ!起きたじゃん!あーねむてーよ。浴びてこよーっと』
『慶太郎兄ちゃん!お姉ちゃん!おはよう!』
『おっ!想史郎おはよう!学校が遠いから早起きしなきゃいけないし大変だけど一学期が終わるまでだからね。お前は1人で起きてきて偉いな!いつも自分でやってきたんだね』
『うん!目覚まし時計があれば起きれるよ』
『想ちゃん!おはよう!はい!顔洗って着替えたらご飯食べてね!着替えはお部屋に出してるよ!』
『うん!あっ!拓海兄ちゃん!おはよう!』
『おう!想史郎おはよう!お前寝癖ついてるぞ!一緒にシャワー浴びるかー?せっかくかっこよくカットしてもらったのに寝癖ついてたらー女の子にモテねーぞ!』
『うん!わかった!浴びる!』
『千佳!凛太郎ミルク飲んで寝たから。俺タバコ吸ってシャワー浴びてくるね。拓海と想史郎に朝飯食べさせてといてね』
『うん!わかった!』
『千佳ちゃん!いただきまーす!』
『お姉ちゃん!服はこれで大丈夫?』
『うん!いいよ!早く想ちゃんも食べて!お迎え来ちゃうよ!』
『うん!いただきます!』
『皆さんおはようございます』
『おう!悠!おはよう!』
『悠兄おはよう!』
『何?想史郎!お前シャワー浴びたの?いつも寝癖ついてたくせに』
『うん!拓海兄ちゃんが女の子にモテないって』
『あーそう。そりゃいいことだ』
『悠ちゃん!おはよう!シャワー浴びる?』
『はい。浴びてきます』
『おう!悠!おはよう!お前も浴びるの?』
『もちろん浴びますよ!日課っすから。想史郎までシャワー浴びるようになってますね』
『どうせ拓海にモテねーとかくだらない事を教えられたんだろ。俺は出るぞ。想史郎の迎えが来るから』
『了解っす』
『千佳ちゃん!ごちそうさま!お金ちょーだい!』
『ちょっと待ってよ!あっ!100円足りない。昨日崩すの忘れちゃった。慶太郎!100円ある?拓海君のジュース代』
『あーたぶんあるよ』
『もう別に小銭じゃなくてせめて千円ちょーだいよー!』
『ダメだ!お前は余計な物を買う。はい。これで500円!気をつけて行ってこいよ!』
『ケチ!行ってきまーす!』
『拓海君!待って!お弁当!はい!行ってらっしゃい!気をつけてよ!』
『うん!行ってきまーす!』
『ごちそうさまでした!』
『想史郎!お迎え来たよ!おいで!忘れ物はないね?』
『うん!ない!』
『想ちゃん!行ってらっしゃい!』
『行ってきまーす!』
『慶太郎さん!おはようございます!』
『おはよう!楓!悪いね!お前体持つか?店は休み入れていいからね。送り迎えは上乗せしとくから!』
『はい!ありがとうございます!大丈夫っすよ!』
『お前は時間をきっちり守ってくれるから助かるよ!』
『車はどれを使わせて貰ったらいいっすか?』
『あーフェラーリ使ってくれると助かるな。うちの奥さん乗れないから。BMWは俺と奥さんが使うから。んで楓は想史郎を迎えに行って送ったらそのまま乗って帰って。毎日の事だから電車で来るのダルいだろ。ガソリンはカードで入れてくれよ。店に乗って行って帰りは代行使っていいから大輔に金貰って。ちゃんと言ってあるから』
『はい!わかりました!ありがとうございます!』
『想史郎!帰る時も楓お兄ちゃんが校門で待ってるからちゃんと一緒に帰ってくるんだよ。携帯はちゃんと持ってる?』
『うん!わかった!携帯はランドセルに入ってるよ』
『はい!じゃあ行ってらっしゃい!楓頼むよ!』
『はい!わかりました!』
はぁー。第1段がとりあえず出発したな。次は龍と虎を起こして飯だな。朝のバタバタが1番疲れるんだよ。

