『ただいまー!千佳ちゃん!腹減ったー!凛太郎!ただいま!おいでー!』
『おかえり!拓海くん!すぐご飯用意するから凛太郎抱いててね!』
『うん!今日はご飯なにー?』
『エビフライだよ!すぐ揚げるからね!ちょっと待ってよ!』
『うん!凛太郎はミルク飲んだのかー?うわっ!だ、誰?』
『おっ!おかえり!拓海!こいつが想史郎だ。話しただろ。母親が亡くなって施設に入れられるとこだったんだよ。今日から一緒に住むから拓海!頼むよ!想史郎!こいつは拓海!俺の弟みたいなもんだ。今17歳だけどもうすぐ誕生日だから18歳になる。大学受験をするから勉強を頑張ってるお兄ちゃんなんだよ。お前の事もかわいがってくれるよ』
『想史郎!おかえりー!よろしくな!』
『う、うん。た、ただいま』
『はい!想史郎!おいで!トイレはこっちだよ!そこがトイレだからね。待っててやるからおしっこしておいで』
『あっ!拓海兄おかえり!』
『おう!悠!ただいまー!デートどうだったんだよ?お前小学生でデートなんて生意気だぞー。あー俺もデートしてー!金がねーからどこにもいけねー!千佳ちゃん!お小遣いちょうだーい!』
『慶太郎に言いなさい!はい!出来たよ!ちゃんとお味噌とサラダも食べるんだよ!凛ちゃん!おいで!拓海お兄ちゃんはご飯食べるからね!』
『俺だってお小遣い全然たりないっすよ。今日プリ撮ってクレープ奢ったからもうほぼないっす。次のお小遣いまでデートできねーっすよ』
『だって慶太郎にーちゃん絶対くれねーもん!俺なんか500円だぞ。電車の中と昼飯の後と休憩の時にジュース買ったらもうほぼ終わりだぞ。帰りなんて100円も持ってねー事あるんだからな!いってぇー!痛い!なんだよ!悠に金貸してくれなんて言ってねーじゃん!』
『肘ついて食ってんじゃねーよ!』
『あっ!そっちかー!いってぇー!』
『拓海!お前も何回目かな!尻叩かれないとわかんないか?』
『嫌だ!嫌だ!ごめんなさい!だって悠のデートの話し聞いてたから油断したんだよー』
『油断するしないの問題じゃない!習慣が身についてないって事だろ。俺がいない時に肘ついて食ってる証拠じゃねーか。お前!次はないぞ!わかったな?』
『わかったよー!千佳ちゃん!おかわりちょーだい!』
『はい!ちょっと待ってね!』
『凛太郎を俺が抱きますよ』
『ありがとう!悠ちゃん!はい!じゃあお願い!まったくパパがいるのにお兄ちゃん達の方がよく面倒見てくれるよねー凛ちゃん!』
『あっ!俺ですね。すいません。タバコ吸いたいんで後でちゃんと面倒見ますよ。悠!ちょっとよろしく!はい!想史郎もゲームしておいで!』
『うん!いいよー別に』
『はい!おいで!凛太郎!明日の日曜はどうしようかな?君達は希望があるんですか?』
『波乗りは5月に入ったら行くんすよね?だったら俺はどこでもいい』
『慶太郎にーちゃん!ランドがいいんじゃねー?想史郎は遊園地とか行った事あんの?』
『あーないかもな。でも明日からゴールデンウィーク突入だから混むぞ。まあどこ行っても混むんだろうけどさすがに時期悪すぎだよ。ほとんど乗れねーぞ』
『じゃあどこ行くのー?俺は買い物でもいいけどー!』
『俺も服買いたい!』
『お前ら買ったばっかりだろ!』
『慶太郎!いちご狩りは?ちょっと遠いかな?いちごがどうやって出来てるかなんて龍ちゃん達知らないよ!』
『あーいちごの時期か。大地の恵みのありがたさを感じてくれるといいんですけどね。龍!虎!想史郎!明日いちご狩り行く?』
『うん!行くー!』
『僕も行くー!いちごがりって何すんの?』
『いちごを自分で取って食べられるんだよ。一生懸命作ってくれてる人達がいるからいちごが食べられるんだよ。さていちごは野菜か果物かどちらでしょう?』
『果物じゃん!』
『え?野菜じゃないじゃん!フルーツでしょ?』
『いちごは野菜なんだよ。虎は野菜嫌いって言うけどいちごは野菜だよ。野菜大好きだね!虎!』
『なんで!野菜じゃないよ!デザートじゃん!』
『土から出来る物は野菜なんだ。果物は木で実ったものを果物として分けるんだよ。明日いちごがどうやって出来てるかよく見てごらん。はい!龍!虎!想史郎は寝る時間だよ!お部屋へ行こう!ゲームを片付けなさい』
『え?マジ?俺も普通に果物だと思ってた』
『悠之心くん!君は遠足で行ったことがなかったかな?話しをちゃんと聞いてないんじゃないのか?』
『俺は知ってたぁー!やっぱ俺天才だからな!』
『普通知ってるレベルだ。ほら!龍!虎!想史郎おいで!2階あがるよ!』
『はーい!お姉ちゃん!拓海兄ちゃん!悠兄!おやすみなさーい!』
『お姉ちゃん!拓海兄ちゃん!悠兄!おやすみなさーい!』
『はい!想ちゃん!龍ちゃん!虎ちゃん!おやすみー!』
『おやすみ!龍!虎!想史郎!』
『おう!おやすみー!想史郎!龍!虎!』
『想史郎!うちは挨拶をちゃんとするように全員うちの子達には言ってある。お前もうちの子だからちゃんと挨拶はしなさい』
『お、おやすみなさい』
『はい!じゃあ行こう!ここがお前の部屋だよ。想史郎!必要なものは全て届いたからね。2階はそこにトイレがあるから下までおりなくていいよ。お前の隣の部屋が悠之心で向かい側は俺の部屋だったけど今は拓海が使ってる。拓海の隣が龍の部屋でその隣が虎の部屋。虎の向かい側が慎二郎の部屋だけど大学行ってるからあんまり使わないけどね。はい!入って』
『うわーこ、これ全部僕の?』
『うん。そうだよ。想史郎の学習机にベッド。洋服ダンスには服が入ってるからね。想史郎は1人で眠れるか?』
『うん!いつも1人で寝てたよ。でも勉強する机もベッドもなかったけど。すごい』
『そう。はいじゃあもう寝よう。想史郎は21時までに寝なきゃダメだよ。龍や虎もそうだけどね。時間はちゃんと守るんだよ。ベッドに入ってごらん。想史郎!お母さんはお前の事を愛してくれてたよね?お前のお母さんはお前の事を空から見てるからお母さんが心配しないように元気に生きていこうね。悠達もお母さんがいないからお前と一緒なんだ。前にお話ししたよね。生活の心配は何も心配しなくていい。お前が元気でいてくれたらお母さんはきっと安心するよ。わかるかな?』
『うん!わかった』
『はい。じゃあ遅くなっちゃうから寝よう!おやすみ!想史郎!』
『おやすみなさい』
『龍!電気消すよ!おやすみ!龍!』
『うん!いいよー!慶太郎兄ちゃん!おやすみなさーい!』
『虎!電気消しちゃうよ!早くお布団入って!』
『いやー抱っこしてー』
『はいはい!虎!眠たいね。虎之助!俺はお前を愛してるよ。虎!寝ようか?』
『僕も慶太郎兄ちゃん!愛してるー!ねむいー!』
『はいはい。寝ようね。おやすみ!虎!』
『おやすみなさーい』
よし。とりあえずチビは寝たな。あとは拓海と凛太郎を風呂に入れるのか。俺は風呂に入ったんですけどね。あれ?悠も風呂がまだか?あーもう!あいつは寝る時間を30分遅くしてほしいって22時30分にしたんだよな。6年生はみんな23時まで起きてるとか言い出しやがって。ちょっと反抗期入ってますます俺に似てきてるのが怖いとこだ。
『おい!拓海!悠!風呂入るよ!』
『えー!今ゲーム始めたのにー!』
『早くしなさい!悠!お前は22時30分までに部屋に行って消灯だぞ!』
『わかってますよ!後1時間30分以上あるじゃないっすか』
『先に風呂だ!じゃあお前ら時間見ながら2人で入るか?俺は凛太郎を風呂に入れなきゃいけないの!』
『嫌だー!俺も入るー!』
『じゃあ俺も入る!』
『だったら最初からさっさとしろよ!はい!凛太郎おいで!お風呂入りますよ。千佳!凛太郎の着替え準備しててね!』
『うん!わかった!凛ちゃんあげる時呼んでね!』
はぁー。疲れるな。明日は絶対高速混むの間違いなしだよ。あーこのあと仕事もしなきゃいけないのにな。想史郎は慣れるまで時間かかるかな?子供は順応性高いって言うけどどうなんだろう。色んな所に預けられてたんだよな。1人で寝るのは平気か。拓海はようやく1人で眠れるようになったんだけど俺がいると一緒に寝たがる。拓海や龍、虎ぐらい素直に甘えてくれるとわかりやすいんだけどな。悠と想史郎は難しいね。小川さん!俺が責任持ってちゃんと育てますから安心して下さい!想史郎を施設にはやりません。俺の弟ですからね。小川さん!想史郎を生んでくれてありがとうございました!
『おかえり!拓海くん!すぐご飯用意するから凛太郎抱いててね!』
『うん!今日はご飯なにー?』
『エビフライだよ!すぐ揚げるからね!ちょっと待ってよ!』
『うん!凛太郎はミルク飲んだのかー?うわっ!だ、誰?』
『おっ!おかえり!拓海!こいつが想史郎だ。話しただろ。母親が亡くなって施設に入れられるとこだったんだよ。今日から一緒に住むから拓海!頼むよ!想史郎!こいつは拓海!俺の弟みたいなもんだ。今17歳だけどもうすぐ誕生日だから18歳になる。大学受験をするから勉強を頑張ってるお兄ちゃんなんだよ。お前の事もかわいがってくれるよ』
『想史郎!おかえりー!よろしくな!』
『う、うん。た、ただいま』
『はい!想史郎!おいで!トイレはこっちだよ!そこがトイレだからね。待っててやるからおしっこしておいで』
『あっ!拓海兄おかえり!』
『おう!悠!ただいまー!デートどうだったんだよ?お前小学生でデートなんて生意気だぞー。あー俺もデートしてー!金がねーからどこにもいけねー!千佳ちゃん!お小遣いちょうだーい!』
『慶太郎に言いなさい!はい!出来たよ!ちゃんとお味噌とサラダも食べるんだよ!凛ちゃん!おいで!拓海お兄ちゃんはご飯食べるからね!』
『俺だってお小遣い全然たりないっすよ。今日プリ撮ってクレープ奢ったからもうほぼないっす。次のお小遣いまでデートできねーっすよ』
『だって慶太郎にーちゃん絶対くれねーもん!俺なんか500円だぞ。電車の中と昼飯の後と休憩の時にジュース買ったらもうほぼ終わりだぞ。帰りなんて100円も持ってねー事あるんだからな!いってぇー!痛い!なんだよ!悠に金貸してくれなんて言ってねーじゃん!』
『肘ついて食ってんじゃねーよ!』
『あっ!そっちかー!いってぇー!』
『拓海!お前も何回目かな!尻叩かれないとわかんないか?』
『嫌だ!嫌だ!ごめんなさい!だって悠のデートの話し聞いてたから油断したんだよー』
『油断するしないの問題じゃない!習慣が身についてないって事だろ。俺がいない時に肘ついて食ってる証拠じゃねーか。お前!次はないぞ!わかったな?』
『わかったよー!千佳ちゃん!おかわりちょーだい!』
『はい!ちょっと待ってね!』
『凛太郎を俺が抱きますよ』
『ありがとう!悠ちゃん!はい!じゃあお願い!まったくパパがいるのにお兄ちゃん達の方がよく面倒見てくれるよねー凛ちゃん!』
『あっ!俺ですね。すいません。タバコ吸いたいんで後でちゃんと面倒見ますよ。悠!ちょっとよろしく!はい!想史郎もゲームしておいで!』
『うん!いいよー別に』
『はい!おいで!凛太郎!明日の日曜はどうしようかな?君達は希望があるんですか?』
『波乗りは5月に入ったら行くんすよね?だったら俺はどこでもいい』
『慶太郎にーちゃん!ランドがいいんじゃねー?想史郎は遊園地とか行った事あんの?』
『あーないかもな。でも明日からゴールデンウィーク突入だから混むぞ。まあどこ行っても混むんだろうけどさすがに時期悪すぎだよ。ほとんど乗れねーぞ』
『じゃあどこ行くのー?俺は買い物でもいいけどー!』
『俺も服買いたい!』
『お前ら買ったばっかりだろ!』
『慶太郎!いちご狩りは?ちょっと遠いかな?いちごがどうやって出来てるかなんて龍ちゃん達知らないよ!』
『あーいちごの時期か。大地の恵みのありがたさを感じてくれるといいんですけどね。龍!虎!想史郎!明日いちご狩り行く?』
『うん!行くー!』
『僕も行くー!いちごがりって何すんの?』
『いちごを自分で取って食べられるんだよ。一生懸命作ってくれてる人達がいるからいちごが食べられるんだよ。さていちごは野菜か果物かどちらでしょう?』
『果物じゃん!』
『え?野菜じゃないじゃん!フルーツでしょ?』
『いちごは野菜なんだよ。虎は野菜嫌いって言うけどいちごは野菜だよ。野菜大好きだね!虎!』
『なんで!野菜じゃないよ!デザートじゃん!』
『土から出来る物は野菜なんだ。果物は木で実ったものを果物として分けるんだよ。明日いちごがどうやって出来てるかよく見てごらん。はい!龍!虎!想史郎は寝る時間だよ!お部屋へ行こう!ゲームを片付けなさい』
『え?マジ?俺も普通に果物だと思ってた』
『悠之心くん!君は遠足で行ったことがなかったかな?話しをちゃんと聞いてないんじゃないのか?』
『俺は知ってたぁー!やっぱ俺天才だからな!』
『普通知ってるレベルだ。ほら!龍!虎!想史郎おいで!2階あがるよ!』
『はーい!お姉ちゃん!拓海兄ちゃん!悠兄!おやすみなさーい!』
『お姉ちゃん!拓海兄ちゃん!悠兄!おやすみなさーい!』
『はい!想ちゃん!龍ちゃん!虎ちゃん!おやすみー!』
『おやすみ!龍!虎!想史郎!』
『おう!おやすみー!想史郎!龍!虎!』
『想史郎!うちは挨拶をちゃんとするように全員うちの子達には言ってある。お前もうちの子だからちゃんと挨拶はしなさい』
『お、おやすみなさい』
『はい!じゃあ行こう!ここがお前の部屋だよ。想史郎!必要なものは全て届いたからね。2階はそこにトイレがあるから下までおりなくていいよ。お前の隣の部屋が悠之心で向かい側は俺の部屋だったけど今は拓海が使ってる。拓海の隣が龍の部屋でその隣が虎の部屋。虎の向かい側が慎二郎の部屋だけど大学行ってるからあんまり使わないけどね。はい!入って』
『うわーこ、これ全部僕の?』
『うん。そうだよ。想史郎の学習机にベッド。洋服ダンスには服が入ってるからね。想史郎は1人で眠れるか?』
『うん!いつも1人で寝てたよ。でも勉強する机もベッドもなかったけど。すごい』
『そう。はいじゃあもう寝よう。想史郎は21時までに寝なきゃダメだよ。龍や虎もそうだけどね。時間はちゃんと守るんだよ。ベッドに入ってごらん。想史郎!お母さんはお前の事を愛してくれてたよね?お前のお母さんはお前の事を空から見てるからお母さんが心配しないように元気に生きていこうね。悠達もお母さんがいないからお前と一緒なんだ。前にお話ししたよね。生活の心配は何も心配しなくていい。お前が元気でいてくれたらお母さんはきっと安心するよ。わかるかな?』
『うん!わかった』
『はい。じゃあ遅くなっちゃうから寝よう!おやすみ!想史郎!』
『おやすみなさい』
『龍!電気消すよ!おやすみ!龍!』
『うん!いいよー!慶太郎兄ちゃん!おやすみなさーい!』
『虎!電気消しちゃうよ!早くお布団入って!』
『いやー抱っこしてー』
『はいはい!虎!眠たいね。虎之助!俺はお前を愛してるよ。虎!寝ようか?』
『僕も慶太郎兄ちゃん!愛してるー!ねむいー!』
『はいはい。寝ようね。おやすみ!虎!』
『おやすみなさーい』
よし。とりあえずチビは寝たな。あとは拓海と凛太郎を風呂に入れるのか。俺は風呂に入ったんですけどね。あれ?悠も風呂がまだか?あーもう!あいつは寝る時間を30分遅くしてほしいって22時30分にしたんだよな。6年生はみんな23時まで起きてるとか言い出しやがって。ちょっと反抗期入ってますます俺に似てきてるのが怖いとこだ。
『おい!拓海!悠!風呂入るよ!』
『えー!今ゲーム始めたのにー!』
『早くしなさい!悠!お前は22時30分までに部屋に行って消灯だぞ!』
『わかってますよ!後1時間30分以上あるじゃないっすか』
『先に風呂だ!じゃあお前ら時間見ながら2人で入るか?俺は凛太郎を風呂に入れなきゃいけないの!』
『嫌だー!俺も入るー!』
『じゃあ俺も入る!』
『だったら最初からさっさとしろよ!はい!凛太郎おいで!お風呂入りますよ。千佳!凛太郎の着替え準備しててね!』
『うん!わかった!凛ちゃんあげる時呼んでね!』
はぁー。疲れるな。明日は絶対高速混むの間違いなしだよ。あーこのあと仕事もしなきゃいけないのにな。想史郎は慣れるまで時間かかるかな?子供は順応性高いって言うけどどうなんだろう。色んな所に預けられてたんだよな。1人で寝るのは平気か。拓海はようやく1人で眠れるようになったんだけど俺がいると一緒に寝たがる。拓海や龍、虎ぐらい素直に甘えてくれるとわかりやすいんだけどな。悠と想史郎は難しいね。小川さん!俺が責任持ってちゃんと育てますから安心して下さい!想史郎を施設にはやりません。俺の弟ですからね。小川さん!想史郎を生んでくれてありがとうございました!

