壮ちゃん!新学期が始まって悠之心は6年生です。小学校生活最後の1年を有意義に過ごしてほしいよ。クールな悠はますます俺に似てきていて最近ちょっと反抗期かな?まあでも弟や凛太郎の面倒をよく見てくれる。悠を見てるとあの頃の俺を思い出します。龍と虎は2年生になりました。相変わらずまだまだ甘えん坊で俺に抱っこを要求してきます。かわいいんだ。龍は勉強を頑張ってる。言われなくてもやるんだから俺なんかより偉いよ。虎はまあ相変わらずわがままで俺にお仕置きされるのが1番多いんじゃないかな。友達も多くて家にはいつも友達が来ているようで悠の友達、龍の友達、虎の友達が集まるともう家は本当に託児所じゃないのか?と思うくらいガキでいっぱいになる事もあります。俺は友達を家に連れてきた事なんかないからこんなに子供達が集まって家もびっくりしてるかもね。静かな家だったからね。俺がガキの頃は。慎二郎は医学部の2年生です。大変みたいだけど頑張っているみたいだよ。あいつは俺と違ってずっとコツコツと頑張ってきたんだから大丈夫だと思います。問題は拓海です。予備校にはちゃんと行っているけど受験生だって自覚があるのかないのか?まだ受験する大学も決めていないようです。お仕置きもたまにしています。この前タバコを見つけたので泣かせました。二回目だし相当厳しくお仕置きをして反省も2時間ぐらいさせたけどどうかな?俺だって懲りずに手を出していたもんね。医学部には行くんだろうけどちょっと手を抜きやすい性格だから合格出来る範囲内でいいんじゃない?って気持ちが見える。ちゃんと行きたい大学を目指して頑張ってほしいよ。あいつは本当にやれば出来る子です。俺に似てるでしょ?俺が二十歳の頃魁聖中学を眺めに行った時に声をかけてきた中学生が拓海だったって事に最近気づきました。拓海は覚えていないみたいだけどね。あの時から拓海と縁があったんだ。もうすぐ拓海の誕生日です。18歳になる。俺が18の時より幼いような感じはするんだけど。俺はもう働いて金を得ていたからかな?凛太郎は生後5ヶ月になります。俺も忙しいなりに凛太郎を風呂に入れたりおむつを替えてやる事にもだいぶん手慣れてきました。俺がパパだってまだわかってはいないんだろうな。だって凛太郎は拓海や悠にも面倒見てもらってあいつらに抱っこしてもらえる方が多いからね。龍や虎もお兄ちゃんぶって抱っこしてくれるんだけど落としそうでひやひやしながら見てるよ。凛太郎はみんなに愛されてる。羨ましいぐらいです。千佳はもうすっかり慣れて家政婦も必要ないと4月からは全て家事と育児全員のお母さんをやってくれています。ただ感謝しかありません。俺は家事ぐらいは家政婦に任せていいんじゃないかと思うんだけど千佳は自分の料理やおやつをあいつらに食わしてやりたいし贅沢過ぎると家政婦を断ってしまいました。俺は相変わらず毎日忙しく働いています。今年は新しい現場と店も4店舗目をオープンさせます。だからなかなかあいつらと過ごす時間は少なく足りていなくて悪いとは思うけど俺が働かないと家族全員を路頭に迷わすわけにもいかないからね。それでも仕事を言い訳にあいつら全員に対して手を抜こうとは思っていません。全力であいつらと向き合っているつもりだけど俺の愛情が届いているのか自信はまだないよ。想史郎とは月に何度か会っています。もちろん養育費と想史郎を生んでくれたお母さんに感謝の思いで医療費も振り込まさせてもらっています。想史郎にたくさんの愛情を注いでくれていると思うよ。
『じゃあ千佳行ってくるよ。あっ!今月の生活費渡しておくよ。足りなかったらカードを使ってください』
『いつもありがとうございます!てゆうか慶太郎!毎月こんなにいらないよ!余ってるぐらいだし貯金もけっこう貯まってきたからあの子達の為に使おうね!慶太郎!ご苦労さまです。慶太郎が頑張って働いてくれているおかげでみんなが生活できる。いつもありがとう!』
『いえいえ。千佳の方が大変じゃないですか。拓海もまだまだ子供だし5人の子持ちと同じですから。こちらこそいつもありがとうございます。凛太郎もまだまだ手がかかるのに本当に家政婦頼まなくていいの?無理しなくていいからね。龍や虎だってまだ甘えん坊だし手がかかるじゃん。生活費は気にせず使って下さい。あいつらの貯金は全員分俺がしてますよ。二十歳になったら渡してやって好きに使ってもらいます。旅に出るのもいいだろうし欲しいものを買うのもいいだろうし本人達に任せます。まあ自分自身の学びになるような価値ある事に使って欲しいとは思いますけど』
『そうなの?私は大丈夫です!みんないい子だからね!もっと甘えてほしいぐらいだよ。とくに悠ちゃんは心配かな。龍ちゃん虎ちゃんがいるし凛太郎もいるから甘えないようにしている感じなんだもん。お兄ちゃんだからって我慢してるんだろうなって思う』
『あいつは俺に似てるしクールだから甘えてこようとはしないよね。まあでも大丈夫だよ。千佳が一生懸命やってくれてる事に11歳ですでに感謝が出来る子だから俺なんかより優秀ですよ!はい!じゃあ凛太郎!パパはお仕事行ってくるからママに抱っこしてもらっていい子にしててね。じゃあ千佳今日も1日凛太郎やガキんちょ達みんなをよろしくお願いします!行ってきます!』
『はい!わかった!慶太郎!お弁当忘れてるよ!』
『あーすいません。いつもありがとうございます。もういいから中入って。鍵閉めててよ!じゃあ行ってきます!』
『うん!行ってらっしゃい!気をつけてよ!凛ちゃん!パパにバイバイしよう!』
慶太郎!今年は23歳だね。今年の誕生日は笑ってくれるの?慶太郎が笑顔を見せてくれる日は近づいてるのかな?慶太郎はいつも頑張ってるよね。私と出会った頃からずっと頑張ってるし私は大事にされた。それに凛太郎まで授かって私は幸せだよ。慶太郎は?慶太郎は幸せですか?あなたを幸せにしてあげたい。私も頑張るよ!慶太郎に負けないように。
『中井さん!おはよう!お疲れ!何か連絡はありますか?』
『社長!おはようございます!えー溝口さんが求人の原稿あがったので確認お願いしますとの事です。メールで送ったそうです』
『はい。わかりました。中井さん!コーヒー入れてくれる?』
『はい!すぐ入れます!』
仕事が早いっすね。溝口さんは。俺も見習います。とりあえずまた面接ラッシュが始まるか。大輔!悪い!店の方の面接はお前だ。寝る時間減りますね。ごめんな!でもお前だから任せられるよ。いつもありがとう大輔!
『じゃあ千佳行ってくるよ。あっ!今月の生活費渡しておくよ。足りなかったらカードを使ってください』
『いつもありがとうございます!てゆうか慶太郎!毎月こんなにいらないよ!余ってるぐらいだし貯金もけっこう貯まってきたからあの子達の為に使おうね!慶太郎!ご苦労さまです。慶太郎が頑張って働いてくれているおかげでみんなが生活できる。いつもありがとう!』
『いえいえ。千佳の方が大変じゃないですか。拓海もまだまだ子供だし5人の子持ちと同じですから。こちらこそいつもありがとうございます。凛太郎もまだまだ手がかかるのに本当に家政婦頼まなくていいの?無理しなくていいからね。龍や虎だってまだ甘えん坊だし手がかかるじゃん。生活費は気にせず使って下さい。あいつらの貯金は全員分俺がしてますよ。二十歳になったら渡してやって好きに使ってもらいます。旅に出るのもいいだろうし欲しいものを買うのもいいだろうし本人達に任せます。まあ自分自身の学びになるような価値ある事に使って欲しいとは思いますけど』
『そうなの?私は大丈夫です!みんないい子だからね!もっと甘えてほしいぐらいだよ。とくに悠ちゃんは心配かな。龍ちゃん虎ちゃんがいるし凛太郎もいるから甘えないようにしている感じなんだもん。お兄ちゃんだからって我慢してるんだろうなって思う』
『あいつは俺に似てるしクールだから甘えてこようとはしないよね。まあでも大丈夫だよ。千佳が一生懸命やってくれてる事に11歳ですでに感謝が出来る子だから俺なんかより優秀ですよ!はい!じゃあ凛太郎!パパはお仕事行ってくるからママに抱っこしてもらっていい子にしててね。じゃあ千佳今日も1日凛太郎やガキんちょ達みんなをよろしくお願いします!行ってきます!』
『はい!わかった!慶太郎!お弁当忘れてるよ!』
『あーすいません。いつもありがとうございます。もういいから中入って。鍵閉めててよ!じゃあ行ってきます!』
『うん!行ってらっしゃい!気をつけてよ!凛ちゃん!パパにバイバイしよう!』
慶太郎!今年は23歳だね。今年の誕生日は笑ってくれるの?慶太郎が笑顔を見せてくれる日は近づいてるのかな?慶太郎はいつも頑張ってるよね。私と出会った頃からずっと頑張ってるし私は大事にされた。それに凛太郎まで授かって私は幸せだよ。慶太郎は?慶太郎は幸せですか?あなたを幸せにしてあげたい。私も頑張るよ!慶太郎に負けないように。
『中井さん!おはよう!お疲れ!何か連絡はありますか?』
『社長!おはようございます!えー溝口さんが求人の原稿あがったので確認お願いしますとの事です。メールで送ったそうです』
『はい。わかりました。中井さん!コーヒー入れてくれる?』
『はい!すぐ入れます!』
仕事が早いっすね。溝口さんは。俺も見習います。とりあえずまた面接ラッシュが始まるか。大輔!悪い!店の方の面接はお前だ。寝る時間減りますね。ごめんな!でもお前だから任せられるよ。いつもありがとう大輔!

