『おはよう千佳!朝早くからご苦労さまです。すいません。千佳には休みがないよね。主婦の大変さを少し理解したつもりではいますけど』
『おはよう!慶太郎!どこの主婦もみんなこなしてる事なの!大丈夫だよ!コーヒー入れようか?』
『はい!すいません。お願いします。あーあと婚姻届なんだけど俺は書いたから千佳も書いといてくれるかな?これ!お願いします。千佳?どうしたの?なんで泣くかな?嫌なの?』
『違うよ!バカ!嬉しいんだよ!ありがとう!慶太郎!私、慶太郎を幸せにしたい!』
『おいで!千佳!ごめんな。長い間待たせたね。はい。手を出して。婚約指輪です。ぴったりだね。3年付き合ったんだもんな。あー婚姻届なんだけど俺届けたい日があるんだ。いいかな?』
『ありがとう慶太郎!高いの買ってくれたんでしょ!嬉しい。届けたい日っていつ?』
『8月31日。この日俺のもう一人の親父って言うか兄貴みたいな大切な人の命日なんだ。俺が結婚なんてきっとびっくりするよ。俺は心配しかかけてこなかったから俺が結婚出来るまでの大人に育った事を壮ちゃんの命日に届けて報告したいんだ。いいかな?』
『うん!いいよ!喜んでくれるよね?』
『そうだね。喜んでくれると思うよ。じゃあシャワー浴びてくるね』
『おはようございます!』
『あっ!悠ちゃん!早いね!自分で起きたの?おはよう!』
『はい!俺もシャワー浴びたいんで目覚ましセットしました』
『そうなんだ!今、慶太郎がシャワー浴びてるよ!一緒に浴びてきたら?』
『はい!』
なんか悠ちゃんが日に日に慶太郎に似てくる!慶太郎はシャワーだって1日に何回浴びるのよって日もあった。寝て起きる度に浴びるし。夏はちょっと汗かいたら浴びてた。最低が2回だよ。洗濯物が増えるんだけどしょうがないよね。
『おう!悠!おはよう!はえーな!自分で起きてくれたんですね?そんなに楽しみだったのか?』
『慶兄!おはよう!うん!楽しみって言ったじゃん!それに寝癖ついてるから俺もやっぱこれからシャワー浴びようと思って!一緒に入っていい?』
『あーそう。いいよ。シャワー浴びるならこれから自分で時間考えて起きて下さいね!』
『わかった!目覚ましあるし携帯のアラームもあるから俺は自分で起きれるよ』
『拓海にも見習わせたいもんだね。悠?お前はなんでサーフィンがしたいと思ったの?』
『え?慶兄がやってたんじゃないの?中学生ぐらいの時でしょ?あれサーフボードだったんでしょ?よく持って出て行ってたじゃん。雑誌見てたらサーフィンだってわかったから!』
『あーそうだったな。お前よく覚えてるね!でもなんで俺がやってたからってやりたいんだよ?』
『かっこいいから。女の子にモテるでしょ?それに俺は慶兄みたいになりたいからね』
『女の子にモテるかどうかは知らねーよ!俺は海に癒されに行ってただけだ。お前みたいに不純な動機じゃないぞ。それに俺みたいとはどういう意味だ?俺はお前が目標にするような男じゃない。もっとまともに育ってほしいんですけどね』
『よくわかんないけど俺は慶兄を追いたいの!』
『あっそう。まあ俺はお前には真っ直ぐ育ってほしいから厳しく躾ていくけどね。さあ!出るよ!』
『うん!』
悠!お前は俺の何を見たんだよ?俺はお前にまともな姿を見せていないはずだよ。俺なんか追ってどうするんだよ。普通に育ってくれよ。慎二郎を追う方がまだマシだ。
『拓海!拓海!起きろ!シャワー浴びるんだろ?そろそろ起きないと間に合わないよ!拓海!起きなさい!』
『んー?うん。眠い』
『早く起きろ!置いて行くよ!』
『嫌だ!起きる!ねむてー』
『お前はソッコー寝てたんですけどね。早くシャワー浴びてこいよ!出るぞ!』
『うん。わかった』
俺がねむてーっつうの。次は龍と虎か。
『千佳ちゃん!悠!おはよー!眠たいから俺シャワー浴びてくる』
『拓海兄!おはよう!』
『おはよう!拓海くん!本当に眠そうだね。眠れなかったの?』
『ううん。慶太郎にーちゃんがいるとよく寝れる。だけど俺って12時間は寝れるタイプだからまだ足りないだけ』
『あーそうなんだ。ほら!じゃあシャワー浴びて目を覚ましておいで!』
『うん』
12時間って1日の半分が終わっちゃうじゃない。まあ若いもんね。慶太郎がいると安心して眠れる気持ちは私もわかるよ。でもなんでこの家の子達はシャワー浴びる子が多いかな?ホストはシャワー浴びるのが普通なの?悠ちゃんもホストになっちゃうのかな?男前だから慶太郎みたいになれるんだろうけどお酒飲まなきゃいけないんだよ。体が心配だよ。拓海くんも男前だもんね。でも辞めてくれてよかったよ。ホストじゃなくたって女の子にはモテるんだからいいじゃない。悠ちゃんも。
『龍!虎!起きて!海行くよ!龍!虎!起きようか!』
『おはよう!慶太郎兄ちゃん!抱っこしてー!』
『慶太郎兄ちゃん!おはよう!僕も抱っこしてよー!』
『はいはい!おいで!龍!虎!おはよう!虎!お前起きれるじゃん!学校の日もそうやってすぐ起きてくれるといいんだけどね。はい!龍!虎は何着ていく?顔洗ったら着替えてよ!すぐ出るからね!』
『もう着るの決まってるよ!お姉ちゃんが出してくれてるから』
『僕もあるからすぐ着れる』
『あーそう。さすがお姉ちゃんだね。でも自分の事は自分で出来るようにならないとダメだよ。悠はもう自分で起きて自分で着る服もちゃんと選んでるんだからね。悠ぐらいになったら自分で出来るようにならないといけないよ。今はまだ小さいからわかんないだろうけどちょっとずつ覚えていこうね!』
『うん!わかった!』
『僕もわかった!』
『はい!いい子だね。じゃあ顔洗っておいで!』
『はーい!』
いつになったら自分で出来るようになるんだろうか?俺も甘やかしてるけど千佳も充分甘やかしてるよな。かわいいって言ってるもんな。まあかわいいんだけどでもなんでもやってやってたらいつまでたっても出来ないよ?拓海みたいになったら困る。龍や虎達の為にもよくないしな。でもずっとお義母さんがコーディネートしてくれてたわけだから何を着ていいかわかんないんだろうな。放っておいたらなんだ?その組み合わせはって格好になってるからね。二度手間になるから選ぶのを見てないといけないし出しておけばすぐ着てくれるんだろうけどそれはいつまで手を貸したらいいんだよ?春夏、秋冬でわけて入ってるしシールも貼ってあるのに冬物のズボン出したりするもんな。末っ子ってこんなものなのか?
『はい!自分の荷物は自分で持ってよ!龍!虎!リュックに携帯は入れた?』
『え?知らない!お姉ちゃん!入れた?』
『僕も知らない!』
『お姉ちゃんに全部やってもらうんじゃないよ!学校の時は時間割と一緒にランドセルに入れかえたり遊びに行く時は自分が持っていくカバンに入れなきゃお姉ちゃん任せじゃダメだよ!時計と携帯は自分が持っていくカバンにちゃんと入れ替えてよ!ランドセルはわかるけどお前達が遊びに行く時にどのカバンを持っていくのかがお姉ちゃんにはわからないんだからね!せっかく入れてくれても違うカバンをお前達が持って出ちゃったら意味ないんだから!わかった?』
『うん!わかった!』
『お姉ちゃんが持って行ってって言ったカバン持っていけばいいじゃん!』
『虎!だから自分の事は自分で出来るようにならなきゃダメでしょ?さっきわかったってお前言っただろ!なんでも練習しないといつまでも自分で出来ないよ!いいの?お友達に笑われちゃうよ!』
『いいよー!』
『いいよじゃねーよ!よくないの!学校でもなんでも先生がやってくれないでしょ?虎が困るんだよ!自分の事は自分でやる努力をしなさい!わかった?』
『わかったよー!だから携帯入ってるの?』
『自分でカバン開けて確認しなさい!』
まったくコイツは本当にわかってねーな。甘えん坊だからね。なんでもやって貰って当たり前なんだろうな。あー虎は心配だ。龍は理解してるんだろうけど今までやって貰ってたからすぐには出来ないにしても問題は虎だな。やる気すら伺えねー。軽く逆ギレしてくる意味がわからねーよ。ちゃんと入れてくれたのかよ?って感じだもんな。3年生ぐらいまでには出来るかな?何事も3年っつうからね。こいつらは今からだから4年生には絶対自分の身の回りの事は自分で出来てなかったらヤバイ域だな。出来てなかったら俺の責任ですね。あー怖いな。
『おはよう!慶太郎!どこの主婦もみんなこなしてる事なの!大丈夫だよ!コーヒー入れようか?』
『はい!すいません。お願いします。あーあと婚姻届なんだけど俺は書いたから千佳も書いといてくれるかな?これ!お願いします。千佳?どうしたの?なんで泣くかな?嫌なの?』
『違うよ!バカ!嬉しいんだよ!ありがとう!慶太郎!私、慶太郎を幸せにしたい!』
『おいで!千佳!ごめんな。長い間待たせたね。はい。手を出して。婚約指輪です。ぴったりだね。3年付き合ったんだもんな。あー婚姻届なんだけど俺届けたい日があるんだ。いいかな?』
『ありがとう慶太郎!高いの買ってくれたんでしょ!嬉しい。届けたい日っていつ?』
『8月31日。この日俺のもう一人の親父って言うか兄貴みたいな大切な人の命日なんだ。俺が結婚なんてきっとびっくりするよ。俺は心配しかかけてこなかったから俺が結婚出来るまでの大人に育った事を壮ちゃんの命日に届けて報告したいんだ。いいかな?』
『うん!いいよ!喜んでくれるよね?』
『そうだね。喜んでくれると思うよ。じゃあシャワー浴びてくるね』
『おはようございます!』
『あっ!悠ちゃん!早いね!自分で起きたの?おはよう!』
『はい!俺もシャワー浴びたいんで目覚ましセットしました』
『そうなんだ!今、慶太郎がシャワー浴びてるよ!一緒に浴びてきたら?』
『はい!』
なんか悠ちゃんが日に日に慶太郎に似てくる!慶太郎はシャワーだって1日に何回浴びるのよって日もあった。寝て起きる度に浴びるし。夏はちょっと汗かいたら浴びてた。最低が2回だよ。洗濯物が増えるんだけどしょうがないよね。
『おう!悠!おはよう!はえーな!自分で起きてくれたんですね?そんなに楽しみだったのか?』
『慶兄!おはよう!うん!楽しみって言ったじゃん!それに寝癖ついてるから俺もやっぱこれからシャワー浴びようと思って!一緒に入っていい?』
『あーそう。いいよ。シャワー浴びるならこれから自分で時間考えて起きて下さいね!』
『わかった!目覚ましあるし携帯のアラームもあるから俺は自分で起きれるよ』
『拓海にも見習わせたいもんだね。悠?お前はなんでサーフィンがしたいと思ったの?』
『え?慶兄がやってたんじゃないの?中学生ぐらいの時でしょ?あれサーフボードだったんでしょ?よく持って出て行ってたじゃん。雑誌見てたらサーフィンだってわかったから!』
『あーそうだったな。お前よく覚えてるね!でもなんで俺がやってたからってやりたいんだよ?』
『かっこいいから。女の子にモテるでしょ?それに俺は慶兄みたいになりたいからね』
『女の子にモテるかどうかは知らねーよ!俺は海に癒されに行ってただけだ。お前みたいに不純な動機じゃないぞ。それに俺みたいとはどういう意味だ?俺はお前が目標にするような男じゃない。もっとまともに育ってほしいんですけどね』
『よくわかんないけど俺は慶兄を追いたいの!』
『あっそう。まあ俺はお前には真っ直ぐ育ってほしいから厳しく躾ていくけどね。さあ!出るよ!』
『うん!』
悠!お前は俺の何を見たんだよ?俺はお前にまともな姿を見せていないはずだよ。俺なんか追ってどうするんだよ。普通に育ってくれよ。慎二郎を追う方がまだマシだ。
『拓海!拓海!起きろ!シャワー浴びるんだろ?そろそろ起きないと間に合わないよ!拓海!起きなさい!』
『んー?うん。眠い』
『早く起きろ!置いて行くよ!』
『嫌だ!起きる!ねむてー』
『お前はソッコー寝てたんですけどね。早くシャワー浴びてこいよ!出るぞ!』
『うん。わかった』
俺がねむてーっつうの。次は龍と虎か。
『千佳ちゃん!悠!おはよー!眠たいから俺シャワー浴びてくる』
『拓海兄!おはよう!』
『おはよう!拓海くん!本当に眠そうだね。眠れなかったの?』
『ううん。慶太郎にーちゃんがいるとよく寝れる。だけど俺って12時間は寝れるタイプだからまだ足りないだけ』
『あーそうなんだ。ほら!じゃあシャワー浴びて目を覚ましておいで!』
『うん』
12時間って1日の半分が終わっちゃうじゃない。まあ若いもんね。慶太郎がいると安心して眠れる気持ちは私もわかるよ。でもなんでこの家の子達はシャワー浴びる子が多いかな?ホストはシャワー浴びるのが普通なの?悠ちゃんもホストになっちゃうのかな?男前だから慶太郎みたいになれるんだろうけどお酒飲まなきゃいけないんだよ。体が心配だよ。拓海くんも男前だもんね。でも辞めてくれてよかったよ。ホストじゃなくたって女の子にはモテるんだからいいじゃない。悠ちゃんも。
『龍!虎!起きて!海行くよ!龍!虎!起きようか!』
『おはよう!慶太郎兄ちゃん!抱っこしてー!』
『慶太郎兄ちゃん!おはよう!僕も抱っこしてよー!』
『はいはい!おいで!龍!虎!おはよう!虎!お前起きれるじゃん!学校の日もそうやってすぐ起きてくれるといいんだけどね。はい!龍!虎は何着ていく?顔洗ったら着替えてよ!すぐ出るからね!』
『もう着るの決まってるよ!お姉ちゃんが出してくれてるから』
『僕もあるからすぐ着れる』
『あーそう。さすがお姉ちゃんだね。でも自分の事は自分で出来るようにならないとダメだよ。悠はもう自分で起きて自分で着る服もちゃんと選んでるんだからね。悠ぐらいになったら自分で出来るようにならないといけないよ。今はまだ小さいからわかんないだろうけどちょっとずつ覚えていこうね!』
『うん!わかった!』
『僕もわかった!』
『はい!いい子だね。じゃあ顔洗っておいで!』
『はーい!』
いつになったら自分で出来るようになるんだろうか?俺も甘やかしてるけど千佳も充分甘やかしてるよな。かわいいって言ってるもんな。まあかわいいんだけどでもなんでもやってやってたらいつまでたっても出来ないよ?拓海みたいになったら困る。龍や虎達の為にもよくないしな。でもずっとお義母さんがコーディネートしてくれてたわけだから何を着ていいかわかんないんだろうな。放っておいたらなんだ?その組み合わせはって格好になってるからね。二度手間になるから選ぶのを見てないといけないし出しておけばすぐ着てくれるんだろうけどそれはいつまで手を貸したらいいんだよ?春夏、秋冬でわけて入ってるしシールも貼ってあるのに冬物のズボン出したりするもんな。末っ子ってこんなものなのか?
『はい!自分の荷物は自分で持ってよ!龍!虎!リュックに携帯は入れた?』
『え?知らない!お姉ちゃん!入れた?』
『僕も知らない!』
『お姉ちゃんに全部やってもらうんじゃないよ!学校の時は時間割と一緒にランドセルに入れかえたり遊びに行く時は自分が持っていくカバンに入れなきゃお姉ちゃん任せじゃダメだよ!時計と携帯は自分が持っていくカバンにちゃんと入れ替えてよ!ランドセルはわかるけどお前達が遊びに行く時にどのカバンを持っていくのかがお姉ちゃんにはわからないんだからね!せっかく入れてくれても違うカバンをお前達が持って出ちゃったら意味ないんだから!わかった?』
『うん!わかった!』
『お姉ちゃんが持って行ってって言ったカバン持っていけばいいじゃん!』
『虎!だから自分の事は自分で出来るようにならなきゃダメでしょ?さっきわかったってお前言っただろ!なんでも練習しないといつまでも自分で出来ないよ!いいの?お友達に笑われちゃうよ!』
『いいよー!』
『いいよじゃねーよ!よくないの!学校でもなんでも先生がやってくれないでしょ?虎が困るんだよ!自分の事は自分でやる努力をしなさい!わかった?』
『わかったよー!だから携帯入ってるの?』
『自分でカバン開けて確認しなさい!』
まったくコイツは本当にわかってねーな。甘えん坊だからね。なんでもやって貰って当たり前なんだろうな。あー虎は心配だ。龍は理解してるんだろうけど今までやって貰ってたからすぐには出来ないにしても問題は虎だな。やる気すら伺えねー。軽く逆ギレしてくる意味がわからねーよ。ちゃんと入れてくれたのかよ?って感じだもんな。3年生ぐらいまでには出来るかな?何事も3年っつうからね。こいつらは今からだから4年生には絶対自分の身の回りの事は自分で出来てなかったらヤバイ域だな。出来てなかったら俺の責任ですね。あー怖いな。

