先輩のバカッ!(仮)




「バイバイ」


やだっ!
どうして、こうなるの?


「先輩…」


先輩の腕を掴む。


その瞬間、壁に背中を預ける形になった。


「……んっ…」


強引に重なる唇。

こんなの初めてで、されるがままの私。


舌が入り込んで、自分の声とは思えない声がでる。


「んぅ…んっ…はぁっ……」


首筋にも唇が這う。

そのうち、素肌を触られる感触。


「やっ……先輩、やめー……」


涙がポタッと流れる。

その後、先輩は八ッとしたように私から離れた。


「ごめん……」