「まあ、武田は置いといて、新しい作戦考える?」

「うん」


次は、ヤキモキじゃなくて、距離をおく作戦!

メールも連絡も、会いにも行かない。
それで、先輩から積極的に来てもらうという作戦だ。


「よし、これならいけるかも!やろう愛美!」

「うん!」


2人で意気込む。


さっきのはまだ解決してないけど、大丈夫だよね?


「打倒城山先輩だっ」


明莉なんかメラメラに燃えてる。
始めは、本当にやるの?何て言ってたけど、案外ノリノリじゃない。