そして5月…

私に話しかけた子がいたのよ。

バカだなぁ

『可愛いね!モテるでしょ?』って

別に私は可愛くもないしモテもしません

何て言ったらあの子にいい印象がつくか

考えた…

『ありがとう!でも可愛くないよ~!』

なんかありきたりな言葉だ。

まぁこれぐらいが普通だろっ!ドャ

何故かドヤる私。

次は何を言ってくるか?多分こいつなら

一緒にあそぼっ★

みたいに言ってくるだろ。

さぁ!こいっ!バカみたいに思う私。

『名前なんてゆーの?』

あ、名前言ってなかったんだ。

『えっとね、マナミって言います』

ふぅ…ここはひとまず切り抜けた。

『へー、ウチはユメって言うんだ!』

"ユメ"か何か希望にみちた名前だな

私なんてマナミだぞ?!

いきなりきゃぴる~ん♡とか言ってしまいそうな勢いの名前だぜ?!

それに比べてユメは可愛いし綺麗だし…

羨ましいわぃ。

『今日の休み時間みんなで鬼ごっこしようよ~』

えっ⁈中学生だよ⁇わかってるよね…

中学生にもなって鬼ごっこかよっ‼‼

まだ遊び心満載ッスかー

『ぅ…うん!いーよ!』

いいよと言ってしもうた…

鬼ごっこかぁ…まぁたまにはいいかもな

『やった!メンバー集めてくんね!』

元気だねェ。元気が1番よ。

『何してんの?まなみんもレッツゴーだよ!はやくはやくっ』

えっ、私もレッツゴーすんの⁈

てかまなみんって私かぃ⁈⁈

って思いながら引っ張られる私。

『みんなー!鬼ごっこする人~!』

声でかっ、ユメは元気や。元気とおりこして

うるs((殴

ごめんなさい。

『は~い!アイナもやるー』

ん?何かきた。

可愛い声だ。アニメ声?みたいな。

この子はアイナ不思議ちゃんで天然…

らしい

『アイナとまなみんとー、』

ユメが呟く。

『おっ、アユミもやろーよ!』

ユメが通りかかっただけの女の子を

呼ぶ。あら、かわいそうに。ハンターユメにつかまったか

『えっ⁈ウチもやんの?まぁいいけど』

いいのかよ。この子はアユミってゆーのか。

見た目はスタイル抜群で可愛くて、髪は癖っ毛ロング…

きゃわぇー

私の周りには可愛い子しかいねーのかよ

『じゃあけってー!ユメと、まなみんと、アイナと、アユミ!このメンバーでやるか~』

何か新しいグループができた。

そしてこのメンバーでの学校生活がはじまった。

何か疲れそう…