次の日の朝。

私は、いつものように花に水やりをしていた。

すると、昨日のように
また七咲先輩は、私に声をかけてきてくれた。


「やっぱ毎日毎日、大変じゃないの?」


昨日と変わらない、ちょっと無愛想そうな顔。

けど、また先輩に会えた事が嬉しくて・・・。


「うーん・・・そうですね。

 でも、やっぱり花が好きだから、こうやってお世話するのは楽しいんです。」


「なんで、そんなに花が好きなの?」




先輩の言葉一つ一つに、なぜかドキドキしてしまう。