初恋草



「・・・分かった。


 諦められねぇけど・・・

 
 彩愛が、幸せになるんだったら・・・

 俺、諦めるよ。」




だって、しょうがねぇもんな。

彩愛が、他のやつ好きなら。


・・・俺だって、駄々こねるほど子供じゃない。




「でも、最後に・・・


 抱きしめさせて。」



そう言って、俺は彩愛をギュッと抱きしめた。