一番最初に莢が振り向いた。

唯沙は振り向いたが
目が合うとプイッと後ろを向いた



「!”あ、じゃあ アパートで待ってるね~!!」

「えっ…ちょっ!さやぁ~」



莢はカンづいたのか

履き替えるとすぐに走っていった



「はぁ。…何?」



唯沙はこっちを向いていた

表情はどっからみても

怒っている



「ぁ…」



俺はなぜか緊張してきた


唯沙は怒ってるのに

なぜだか可愛くみえてしまう。

俺…やっぱ

変だな…