顔を上げると
三森が俺の気に入ってるシャーペンを持っていた。



「おい。返せ」


「あれ?いらないんじゃないの??」



さっさと返せ。

俺は眠いんだよ


こんな言い合いをしてると隣に座っていた唯沙が急に立った


…?どうしたんだ??


そう思いながら見ると唯沙は

「じゃね~!」

と三森に言って

莢たちのとこへ行った。