「はぁ…アンタって子はいい子すぎるよ…」



美柚は言った。

私いい子じゃないんだけどな…



「最近、三森。ココに来るようになったでしょ??」

「うん…?」

「それ、アレ狙い。」


美柚は私の席の人を指差した。


今はベランダで男子と水をかけて

遊んでいる。


子供みたい…



「そうなの??」

「うん。その事に他のみんなは気付いてるよ?」