「だーかーら!恋とは違うんだってばぁ!!」


「はいはい!」


「本当に違うんってば!」


「あ、今日 メールするから取ってね!」


「あーはいはい」


「ん、じゃあ!」


あ、話変えられた!!と思ってたら

希咲はどっかへ行ってしまった。


嵐のような女の子だな…



「希咲… 何しに来たのかなぁ…?」



莢の隣に静かに座っていた結愛(ユア)が話した



「唯沙を冷やかしにでも 来たんじゃん??」



莢が言った



「え… 冷やかしに来たの?」



希咲って冷やかしに来たんだ。



「唯沙? もしかして、自分の事なのに気づいてないの!?」


「へ!?そうなの!??」



あはは。

自分の事なのに知らなかったよ。