俺は渋々席につくと

唯沙が小さい声で



「おはよ!」



と言ってきた。



「あ、はよ!」



俺は さっきまでイラついていたのに

イライラが吹っ飛んだ。



こいつ…やっぱスゲェな




「…今日は転入生を紹介します。入ってきて下さい」



「はい。」