んだよ。さっさと帰りたいのに…



「補習…」


「あぁ~。国語の??」


「おう」



秋はいっこうに

帰してくれる様子はない



「…? 唯沙…??」



秋は唯沙を見つけて呼んだ。


唯沙はびっくりしたのか

ビクッと反応した。



「は…はい!?」


「あ、やっぱり! 今、帰り?」


「う…うん」