天然女子は意地悪男子に恋をした【完】






「あ、唯沙の目の事なら知ってる。」



初めて“唯沙”と呼ばれたような気がして

少し ドキッとした。



「なん…で…?」



私は部活の女子部員

莢、希咲、結愛の3人にしか教えてないと…思う。



「この前、いつものメンバーで遊んだよな?その頃にお前、言ってただろ」



あ…そうだ。

そう言えば言ったような…



でも、覚えくれたんだ。

うれ…しい…




「ちゃんと、覚えてる」


「…悠真、ありがとうね!覚えててくれて」