天然女子は意地悪男子に恋をした【完】





「…そう。まぁ、無理には聞かない。」



悠真はこんな状況の時は

無理に誰とは聞かない。


そこが私だけが知ってるかもしれない

悠真の……優しいところ。




「…うん。あ、じゃあさ 好きな人は…いるの?」



ドクン ドクン

朝ぶりにたくさん話したので

緊張がすごい…




「…一応な。」


「…へぇ」




いるんだ…。

希咲…とかかな?


やっぱり、私…

普通の友達…か。