天然女子は意地悪男子に恋をした【完】






「本…当?」

「本当! っつか、誰から聞いた?」



悠真はちょっと

困ったような

怒ったような表情


怖い…です…。


でも何故か、安心したような表情にも見えた。


気のせいかな…



「……」


「誰から聞いた?」


「…言えないよ……」



3人は空気を呼んだらしく

三森さんの名前は出さなかった。



「お願いだから、言って?」


「…無理。」