悠真の言葉は大丈夫だと言っているように聞こえる。



「…休むか?」


「…うん。」


「そっか。じゃあ先生には言っておく…寝て早く元気になれよ」


「…うん」



悠真はそう言って

理科室に戻った。



「…はぁ」



私はベッドに寝ると

今までの思いが溢れて来たかのように涙が出てきた。