天然女子は意地悪男子に恋をした【完】






「あ…うん 分かった。じゃあ唯沙、先に言ってるね」



結愛はいつもの
とっても優しい声で言った。

みんな、結愛の声は優しくて落ち着くと言っている。



「うん。ごめんね!」



私は謝って顔をあげると

莢と希咲が心配そうな顔をしていた。



「…莢? 希咲?」


「あ、何でもない!」


「三森…。その話って唯沙を泣かせたりしないよね?」


「あ…当たり前…だよ。」



希咲は明るく言ったけど

莢は怖い顔をしていた。


最近、莢の怖い顔をみるのが多い。

笑って、欲しいのにな……



「泣かしたりしたら…許さないよ?」


「…」


「ん、じゃね!唯沙!」



3人は別の近い通路から理科室に向かった。


移動時間は10分あるので
私と三森さんは少し遠い方から理科室に向かった。