天然女子は意地悪男子に恋をした【完】






「…別に?来なくても心配とかしないね~」

みんな、こう言ってくる


何で分かるのかな?

私の好きな人、知らないのに…


「5番。大木 悠真」


ガラッ


「はい!」



勢いよくドアが開くと

大木さんがすべりこみセーフで来た。



「ギリギリ…セーフですね。次からは余裕を持って下さい。」


「…スイマセン」