ハクモクレンの花

なんだか、さっきよりも元気がなくなっている気がしました。


「大丈夫?」

健太郎君は心配になって聞きました。


「実はのどがカラカラで死にそうなんだ。

コップ一杯で良いんだ。

水をくれないかい?」


ハクモクレンはもじもじしながら答えました。