あなただけでした…

散々泣いた後、
私は優人君と分かれて
家に帰ろうとした。


家に帰る途中
「雅ちゃんかな?」
と言われた。


見るとそこには
拓也のご両親がいた。


「雅ちゃん。
拓也が本気で愛した人が雅ちゃんで本当によかった…」


えっ?
わけがわからず
私は拓也の家に
連れていかれた。