あなただけでした…



病院で待機をしていると

ガラッとドアが開き
拓也と優人君の姿があった。


「拓也!!大丈夫だった?
具合悪くない?」


「今日は特別体調がいいんだ。だから心配すんなってー。」


よかった…
無事に帰ってきてくれて。







今日どこに行ったのか知りたかった…。



でも拓也は拓也なりに
最後のけじめを
つけたつもりだったのだろう。