あなただけでした…

何もできない私は
拓也のそばにいる資格が
ないと感じ
毎日教会でお祈りを
することにしたんだ。


拓也が全てだったから。

私には拓也しかいなかったから…。



病気が治れば…



明日になれば
病気が治っているかもしれないと毎日のように
期待しながら祈り続けた。