あなただけでした…


ガタッ!!


電話を終えた優人君が
私に気づいたみたいだった。

私は訳がわからずに
その場で過呼吸を
起こしてしまったのだ。


視界がボヤけてやがて
真っ暗になり
とうとう気を失ってしまったのだった。