あなただけでした…

拓也君が言ってきた。
「行きたいとこあるんだけどいい?」

頷くとある場所に
連れて行かれたのは



今までに見たことのない
辺り一面に広がる
綺麗な夜景だった。

わぁ…すごく綺麗。

「俺さ、このとっておきの場所、実は誰にも
教えてないんだ。
雅ちゃんが初めて教える人だよ。」
「私なんかに教えていいの?」