あなただけでした…

余裕の顔をしていたら
後ろから
「雅ちゃん♪」
と言われて
「えっ!!いつ来たの?」
「ん?雅ちゃんが来る
もっと前からずっと
待ってたよ」


うそ…
初っぱなし
私、拓也君に悪いことしちゃった…
「ごめんなさい…」
「いいよ。行こっか」

うん。


と言われ、手を繋がれて
ドキドキする私。

連れて行かれたのは
映画館。
内容はというと
ラブストーリーだった。

入って見てると
拓也君は手を繋いできて
「大好きだよ。」
って言ってきた。
すごく嬉しかった。