これは誰も知らないお話。
なぜ誰も知らないかというと、私が体験した話しだから。
私の記憶の欠片を見たものはいくつもいるであろう。
だけどこれは、私しか知らないお話。
それは、
四角いへやの一角に、
小さな穴がありました。
その穴は、
確かに昔はなかったあな。
気になり中を覗いてみると、
なにかがいました。
こっちにおいでと呼びかけると、
そいつは嫌だと首を振る。
それでも私はおいでと呼びかける。
するとそいつはふわりと笑い、
まだ、そっちには行けないよ。
そう言って辺りは光で包まれた。
そのものは一体だれだったのでしょうか。
想像してください。

