『人生というものに終わりなんてないんだ』と昔の人は言いました。

その意味を知りたくて僕はいっぱい勉強をして偉くなり権力を持つようになりました。

僕は当初の目的を忘れ、どんどん醜くなっていきました。

自分が一番だったのです。

死ぬのが怖く、倫理や政治的に許されないことにも手を黒く染めました。


死の間際僕は人生を振り返り思いました。














『あぁ、人生には終わりがないんじゃなくて始まりがないんだ』











それは穏やかな春の日でした。