お母さんは僕に優しく言いました。


『〇〇〇はみんなに愛されて生まれてきたのよ。』


じゃあなんでおじさんは僕を叩くのかな?

なんでおばさんはご飯をくれないんだろう。














なんでお母さんは僕を置いて行ったの?














男の子は考えました。どうしたら自分は愛されるのか。




いい子にしてたらご飯くれるかなぁ?


少しぐらい叩かれても泣かないようにしなきゃ。












男の子はそんなことを考えているうちに動かなくなりました。





見開かれた眼を誰も覗くことは出来ませんでした。


‡終‡