―side 凌―



渡り廊下に来た

もうわかっている

呼び出された理由。


それは







「山川君!!好きです!!」




ほらきた。告白だ



「…俺のどこが好きなの??」



「え?.....や、優しいとことか??」


なんで疑問系なんだよ


つか。


「お前と話したことねぇんだけど??」


女は嘘をつく


「……でも..好きなのッッ…ウッ……ヒック…」


泣くんだよなー……


「そーゆー事だから無理」

そう言って立ち去った


「……覚えてなさいよ…」

そう女が言ったのを知らずに……………




―side 凌 end―