「奏。お待たせ。」
そう言うのは、私の愛しい人。
なーんちゃって(笑)
うそじゃないけど。
「とうくん!!おめでとう!!すっっごいね、かっこよかったよ!!ほんと、自慢のとうくん♪」
「なんか、すげぇ照れるんすけど。さんきゅな。お前の応援、すげぇ聞こえたよ。『とうくーーん!』って声。」
「ほんと?良かったぁ~。ね、とうくん、帰りになんか食べて帰らない?私お腹すいちゃった!」
「そうすっか。もちろん、奏のおごりだよな?」
「しょうがないなぁ~。今日はおめでたい日だし、特別ね!そのかわり、私に今度なんかおごってよ?」
そういって、私たちは帰り道にあるアイスクリーム屋さんへむかった。
「

