不覚にも、私の予想は的中した。
はぁ……。
「マキちゃん……ちゃんと説明してもらえる??」
これは、一体どういう事ですか!?
そう……。
私が連れてこられたカラオケに待っていたのは、男、男、男男男男……。
つまり、合コンって訳……?
過去の私を知ってるはずなのに…。
「愛美…」
マキちゃんに呼ばれた。
「…………何?」
少し声が低くなった私を見て、マキちゃんは顔をこわばらせた。
「あの…ごめんね、嫌なのは知ってたけど」
じゃあなんで…………!?
心の声が分かったのか、マキちゃんは話を続けた。
「初恋って、なんか特別で忘れられないものなの……」
あ……よく分かるかもしれない…。
「でもね、次の恋をすればすぐじゃないけど忘れられるものだと思うよ………」
忘れられる……?
忘れたい、だけど………。
本当に忘れてもいい恋かな……。
ーーー………
ーーーーーー………
私、拓哉のこと、本気で好きだった。
ずっとずっと、小学校の時から焦がれ続けていた。
中学生になって初めての夏、私は拓哉に告白された。
でも、中3の夏の記念日……。
“愛美 別れよう”
その一言で私達の関係は幕を閉じた。
ーーーー…………
ーー……
「愛美?」
私……、
諦める。
だって、今思い出した中で拓哉は嫌いになっちゃったんだと確信したから。
「マキちゃん、私拓哉のこと忘れる」
明らかに嬉しそうな顔をするマキちゃん。
「……じゃあ…」
「でも、次の恋なんてしない」
はぁ……。
「マキちゃん……ちゃんと説明してもらえる??」
これは、一体どういう事ですか!?
そう……。
私が連れてこられたカラオケに待っていたのは、男、男、男男男男……。
つまり、合コンって訳……?
過去の私を知ってるはずなのに…。
「愛美…」
マキちゃんに呼ばれた。
「…………何?」
少し声が低くなった私を見て、マキちゃんは顔をこわばらせた。
「あの…ごめんね、嫌なのは知ってたけど」
じゃあなんで…………!?
心の声が分かったのか、マキちゃんは話を続けた。
「初恋って、なんか特別で忘れられないものなの……」
あ……よく分かるかもしれない…。
「でもね、次の恋をすればすぐじゃないけど忘れられるものだと思うよ………」
忘れられる……?
忘れたい、だけど………。
本当に忘れてもいい恋かな……。
ーーー………
ーーーーーー………
私、拓哉のこと、本気で好きだった。
ずっとずっと、小学校の時から焦がれ続けていた。
中学生になって初めての夏、私は拓哉に告白された。
でも、中3の夏の記念日……。
“愛美 別れよう”
その一言で私達の関係は幕を閉じた。
ーーーー…………
ーー……
「愛美?」
私……、
諦める。
だって、今思い出した中で拓哉は嫌いになっちゃったんだと確信したから。
「マキちゃん、私拓哉のこと忘れる」
明らかに嬉しそうな顔をするマキちゃん。
「……じゃあ…」
「でも、次の恋なんてしない」

