冷たい彼との思い出作り


「ん〜…」

チラッと彼の顔を伺ってみると無表情で
覚えているのか覚えていないのかハッキリとはわからないが…
彼のことだ。
覚えていないだろう

「初めて高校の中に入るもんだからどこに行けばいいのかわからず困ってた私に気づいて無言で腕をとって一緒に教室に行ったんだよ」