冷たい彼との思い出作り


「私が伝えたかった話はこれだけ…
じゃあね」

私は一度桜の木を見回し帰ろうと彼から離れていると

「待てよ」

呼び止められるとは思わなかったので驚いて勢いよく後ろを振り向くと