『ったく、手間かけさせやがって』 「まぁまぁ、でも良かったね~」 梁は自分の事の様に幸せな顔をして葉穏と影途を見つめた…… 煌は梁の頭を撫でた。 『影途に言ってくれてありがとな』 「うぅん、私も仲悪い二人のままは嫌だもん」 梁はまた笑顔でもうすぐ消えてしまう夕日を見てこう言った…… 「私達が出会えたのは奇跡だよ♪」