恵麻はヒラヒラ手をふりながら

出て行ってしまった。



脳内恋愛癖なんて

わたし、ない、よね?


頭の中で理想の王子さまと

デートしちゃったりするけども!


って、これかー

これだよね、きっと。



よし、次恵麻に会うまでに直そう!




そして私は今度こそ固く固く

決意した-

わたしの王子と恋におちてやる。

-と