「なぁミカ。」



彼が優しく耳元で囁く。



くすぐったいよ。



「ん?どしたの?」



ユウくんはあたしを離して



あたしの正面に座り直す。



どうしたんだろ?



なんか急に改まっちゃって。



「あのさ、えと…その。」



「うん。」