In love with you


3時ちょうどに
カフェにいくと三十路くらいの
派手な女がいた。
おまけに子供まで。


「あなたですか?」

名前知らないからあなたって
よんじゃった。
「橘 葉子っていいます。
この子は悠希4歳。この子は百合3ヶ月です。」


広喜の子供?
普段冷静なあたしでもびびるわ!

「で?ご用件は?」

「子供には父親が必要です。
だから、ひろたんと別れてほしいんです。」

「はあ。その子達は広喜の子供?」

「そうです。」

「ふーん。わかりました。
じゃああたし大学の講義があるんで
失礼しましす。
これ、その子達の洋服とかご飯代にどーぞ。」


それだけ言ってあたしは
カフェをでた。