「はい!OKでーす。」

きずくと撮影は終了していた。ゆうくんたちが、お礼の言葉を言ってた。そして、目の前からいなくなった。

また涙が溢れてきて、どうしようもない気持ちになった。もう、次いつこんなチャンスがあるか分からないから余計。。

報酬の5000円をもらい、会場をあとにした。

出待ちしてる子も沢山いた。

「かおりちゃん誰のファンなの?」

「えっ?」

「泣いてたからさ。」

「あっ、、、」

「良かった!かおりちゃん誘って。」

「ありさちゃん。私は本気で恋をしてしまったみたい。」

「かおりちゃん、私もいつだってけんちゃんに恋してるよ!でも、ファンとしてね。叶うわけないんだから、本気にはなっちゃだめだよ。でも、応援してる!」

「ありさちゃん。。」

私はまた泣いてしまった。ファンとかそーゆう行きを越えてしまってる。もう、本気で好きなんだ。1人の男としてみてしまってる。

出待ちまでしたい。もう一度目にしたい。でも、なんか会ってはいけない気がして、おとなしく帰ることにした。出待ちの数も半端なかったしさ〜