ただ…… 唯ちゃんの…… 「なんでそんなこと言うの……」的な…… 捨てられた子犬的視線が…… 俺に突き刺さる。 思わず…… 音楽室の時計に視線を移す。 もうチャイムがなるな。 そう思うのと ほぼ同時くらいに チャイムが 鳴り響く。 ピアノを 取り囲んでいた連中は…… それぞれの 教室や座席に戻っていく。 俺も…… 自分の席へと……移動する……。