さっきは
ボロッカスにけなしていた
学級院長が
そうやって私に話しかける。




って?

えっ?



今……、
私が好きなって言った……





私……
さっき……
そんなこと言ってない……



やっぱり……
宮向井くんは……。


動揺する気持ちを
思えつつ……
生徒たちを見渡す。