Takaを
感じられる……
大切な時間。




いつの間にか、
音楽室には
女子校舎から集まってきた
ギャラリーが
ピアノの周辺に
わっさーっと円を描いて
集まってる。





「唯香先生、
 Ansyal知ってるんですか?」

「他にも弾いてくださいよ」

「って言うか……
 先生、誰のファン?」

「LIVE行ってんの?」





気が付いたら、
ウチのクラスだけじゃなくて
天の川を渡ってきた
他のクラスの子たちも集まってた。