そして私だけの音色に
重なるもう一台の音色。







えっ?

どうして?








私が演奏する
ピアノに連弾するように
宮向井くんの音色が重なる。






暫く、二人だけで
紡ぐ空間。






……天の調べ……に
酔いしれられる
私にとっての
至福の時間。